6W2Hをご存じでしょうか。6W2Hは、5W1Hの派生系となるなるビジネスフレームワークです。あらゆるビジネスの考え方の根本となるものなので、必ず覚えておきたいフレームワークの一つです。
もちろん、フレームワークとしては基礎的なものなので、6W2Hを表面だけをなぞるような使い方をしても意味がありません。6W2Hをベースに、その他の考え方に結びつけていく必要があります。
今回はそんな基本的な考え方となる6W2Hについて見て行きたいと思います。
6W2Hとは
6W2Hとは、
「When(いつ)」
「Where(どこで)」
「Who(だれが)」
「Whom(だれに)」
「What(なにを)」
「Why(なぜ)」
「How(どうやって)」
「How much(いくらで)」
といったものを抜け漏れなく整理・再確認するためのビジネスフレームワークです。
5W1Hは、「When(いつ)/ Where(どこで)/ Who(だれが)/ What(なにを)/ Why(なぜ)/ How(どうやって)」です。
6W2Hがよく使われる場面としては、マーケティングの世界はもちろん、ビジネス会話シーンなどでもよく使われます。(まあ、How muchなどはする必要がないかもしれませんが、、)
それでは詳しく見ていきましょう。
When(いつ)
Whenはいつ提供するのか?について考えます。
製品の販売時期はいつか?何月になるのか?サービスの提供期間はどのくらいか?何時から開始で何時で終了なのか?キャンペーンの開始時期はいつなのか?キャンペーンは春夏秋冬で分類するのか?などを考えます。
Where(どこで)
Whereはどこで提供するのか?について考えます。
ここで考える「どこで」は地理的なものに限定するのではなく、ビジネス市場、ビジネスの商圏についても考えるようにします。
Who(だれが)
Whoは誰が提供するのか?について考えます。
誰がというのは主にマーケティング施策を実行する側の人間です。
Whoについて考えるときは、個人に限定するのではなく、組織全体か、部署・チームかなどを考えるようにします。
Whom(だれに)
Whomでは誰に提供するのか?について考えます。
提供相手について考えます。ターゲットは誰か?担当者か?決裁者は誰か?どんな人物か?ペルソナ分析の人物像はどんな人物か?などを考えるようにします。
What(なにを)
Whatでは何を提供するのか?について考えます。
実際に顧客などに提供する商品・サービスになります。
商品やサービスを提供することで顧客が得られる価値・ベネフィットなども考えるようにするのが大切です。
Why(なぜ)
Whyではなぜ提供するのか?について考えます。
なぜ顧客に商品・サービスを提供するのか?その目的はなにか?目指している目標はなにか?売上か?認知・ブランディングか?社会貢献か?顧客リストの獲得か?など、なぜ価値を提供するのかについて考えるようにします。
How(どうやって)
Howではどうやって提供するのか?について考えます。
商品やサービスをどうやって顧客に提供するのかについて考えます。
Webを使うのか?雑誌か?チラシやDMか?TVやYoutubeなどの動画か?広告を打つか。など販促・集客手法に関することを考えるうようにします。
いくらで(How much)
How muchではいくらで提供するのか?について考えます。
商品やサービスをいくらで提供するのか、さらにはその資金や、経費、原価率はいくらか、利益はどのくらいになるかなども考えるようにします。
6W2Hまとめ
- 6W2Hまとめ
- Whenはいつ提供するのか?について考える。
- Whereはどこで提供するのか?について考える。
- Whoは誰が提供するのか?について考える。
- Whomでは誰に提供するのか?について考える。
- Whatでは何を提供するのか?について考える。
- Whyではなぜ提供するのか?について考える。
- Howではどうやって提供するのか?について考える。
- How muchではいくらで提供するのか?について考える。