コールトラッキングとはどのようなものかご存じでしょうか?
スマートフォンの急速な普及により、Webサイトから直接電話をするユーザーがとても多くなりました。
電話でのアクセス解析の際に用いるコールトラッキングについて、その意味や計測方法、ツールについて見ていきたいと思います。
上司さん
ねえねえ、田中くん
クライアントから電話でのお問い合わせをちゃんと計測したいって言われたんだけどそれって難しくない?
田中くん
まあパソコン経由やオフラインの場合、物理的に難しい場合もありますね。
上司さん
え?スマホならできたりするの?
田中くん
スマホは普通に電話番号タップで計測できます。
パソコン経由でも計測する方法はあります。
上司さん
…
上司さん
できないって言っちゃった…
田中くん
…
コールトラッキングとは?
コールトラッキング(Call Tracking)とは、電話からのアクセス解析のことを言います。
通常、Webサイトのコンバージョン発生経由は、Webフォーム経由からか電話からかの、どちらか2パターンに分かれるケースがほとんどです。
業種によっては電話からのコンバージョン計測が重要であり、Google広告やyahoo!スポンサードサーチでも広告経由での電話コンバージョンを計測することができます。
ただ現状では、スマーフォンサイトなどの「電話ボタン」タップによる計測が主であり、PC画面を見て電話をしてくるユーザーからのコンバージョン計測は少し工夫する必要があります。
コールトラッキングの仕組み
コールトラッキングは、電話経由でのコンバージョンを計測するために、広告媒体に計測する仕組みを入れます。
昨今ではユーザーがスマホサイトを閲覧し、スマホから電話をかけるといったケースが多くあります。
その場合であればスマホサイトの「電話ボタン」のタップを計測します。
ではスマホではない場合はどのようにすればよいのでしょうか。
PCサイトの場合、PCから電話をかけるなどといったことは基本的になく、手元の電話端末から電話をかけることになります。
その場合、どれだけのユーザーが広告経由で電話をかけてきたかを分かるようにするために、電話番号を広告媒体ごとに変えて、その反響から計測します。
電話コンバージョン計測ツールを使うと、より詳細に計測ができる
電話コンバージョン計測ツールを使うことで、誰がどこに何秒、何回電話したのか、など詳細なデータを集めることができます。
業種によっては、電話コンバージョン計測が重要な指標となる
業種によっては、Webサイトからのコンバージョンよりも、電話コンバージョンのほうが多くなります。
たとえば、士業の事務所、緊急性の高い修理業者やリフォーム業者、葬儀社、医業などの業種、あまりWebに明るくないユーザーがターゲットの業種などでは、電話コンバージョンの計測が重要にな指標となります。